たったひとつのたからもの加藤浩美 ¥ 1,470 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
たったひとつのたからもの | |
| さやわこれを読んで亡くなった友達が頭に浮かんできました大切な人が亡くなった時の砕けそうな心…今でも忘れません病気で大切な人を失った人事故で大切な人を失った人事件で大切な人を失った人人それぞれ亡くし方わ違うと思いますでも、心の痛み方わ皆一緒だとさやわ思いますだから、皆さん一人一人の人間を大事にしてください友達わ宝です一緒に笑ってあげてください一緒に泣いてあげてください一緒に支え合って生きてくださいいつ不幸が訪れるかわからないこの世界で 生きてるんだから今生きている一瞬一瞬を大事にして 亡くなった人の為にも 精一杯生きてくださいさやわ今亡くなった大切な人のために今もずっと頑張って生きてますあいつの分まで生きなきゃ自分が死んだ時にそいつに頭が上がりませんだからそいつの分まで生きたいと思いますこれから先も死訪れる時までに数年前CMで話題となり、ドラマ化もされたのでご存じのかたも多いかもしれません。 お母様が撮影された秋雪くんの写真は本当に表情豊かで、病気で辛いときももちろんあったのだと思いますが、それ以上に幸せだったんだろうなということが伝わってきます。 一日一日を大切に、好きな人と一緒... | ||
CD BOOK TOEICテストへはじめて挑戦!まずは350点―英語難民救済センターの本 (アスカカルチャー)千田潤一 安達洋 鹿野晴夫 水島孝司 ¥ 1,575 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
CD BOOK TOEIC... | |
| この本は文法書でも問題集でもありません。 勉強をするというより、この本を使ってトレーニングをする、とか 英語に慣れる、といった感じの本です。 なので、基本的な文法はわかるけど ・考えないと英文が作れない ・文章を見ればわかるけど聞きとれない ような人にお勧めです。 かなりの量の英語関連の本を買いましたが 一番書き込みがあり、使用したのがこの本です。 今は英語の勉強はしていないのですが、なぜか愛着があり捨てられずにいます。 これだけではTOEIC対策にはなりませんが、少し行き詰まった時なんかにもお勧めしたいです。 初級〜中級の企業英会話で利用しています。英語苦手クラスには音読筆者という具体的な勉強法がわかりやすいこと、TOEIC対策にもなるというところがモチベーションをあげます。TOEIC600点以上の生徒でも英会話ではやたら小難しい英語を使いがちなので、実際に「英会話」で使う言い回しや前置詞など細かい部分、また現場で使う英会話として自習をしてもらい小テストをしています。一人でこつこつ勉強するのは大変なことですが、そのハードルを下げ、モチベーションをあげるには、わかりやすい本... | ||
千住家の教育白書 (新潮文庫)千住文子 ¥ 500 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
千住家の教育白書 (新潮文... | |
| 千住3兄弟の親が書いた激動の千住家の物語です。ここ最近、本を読んで感激することなどめったになかったのですが、この本は感動してしまいました。この本には力があります。精一杯、家族全員で生き抜いた真実の記録のみが持つ力が。 確かに千住3兄弟を生み出したのは、血筋もあるかもしれない。しかしそれだけではなかった。いかに人間は自律的に頑張れるか、他から強制されてではもちろんなく、また、褒められようとしてではなく、純粋に自分の興味の対象を極めたい、その気持ちだけで、ここまで努力できるのかと、驚きを感じてしまう。 さらに家族を襲う、人並み以上の試練。愛するものを失い、いわれのない非難を受け、時には自ら「背水の陣」をひく。そのような人生の荒波を家族全員で耐え、打ち勝っていく。これは家族の愛の物語でもある。介護につかれ、時に親を疎んでしまうことはあっても、本当に人を愛するとはどういうことなのかを、教えられたような気がする。 月並みな言葉ですが、並みの伝記が束になっても敵わないような、勇気と感動をこの書は与えてくれるような気がします。レビューを拝見し期待と共に読み始めましたが、期待をはるかに上回って... | ||
モリー先生との火曜日 - Tuesdays with Morrie【講談社英語文庫】ミッチ・アルボム MitchAlbom ¥ 819 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
モリー先生との火曜日 - ... | |
| 著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。 ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テレビで見かける。先生は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気に冒され余命幾ばくも無い。先生は残りの人生を自分らしく生き抜くことを決意し、自分の死を見つめ、何かを学べと提案する。 本書は、あわてて飛んできた著者が、先生が亡くなるまで毎週火曜日先生の自宅に訪問し、愛/仕事/社会/家族/老い/死/など様々な問題を語り合った記録である。 モリー先生が「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」と述べるように、自らの行き方を考える上で、老若男女問わず、すべての人にオススメしたい普及の名作である。 英語のレベルも初級〜中級当たりなので、オーディオブックと平行して勉強すれば、英語力の上達が望める。 ぜひ、原作で生の感動を味わって欲しい。内容はNHKのドラマでも紹介されましたが、、、 闘病中の大学教授と元教え子の著者が毎週火曜日に会って、 ベッドの横で人生について語り合うという、 大変に感動的... | ||
地球生まれの異星人―自閉者として、日本に生きる泉流星 ¥ 1,680 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
地球生まれの異星人―自閉者... | |
| 私にも思い当たる症候がなくもないので,覚悟して読み始めた.そして感動した.ここまであからさまに自身のことを語る才能は只者ではない.特にアメリカ留学の部分には圧倒される.かの地では目立たなくては生きている価値がない.そのため著者のハンディは逆に有利に働くし,友達もできる.日本と言う了見の狭い人間の集まった所に生きるのが辛いのだ.日本の教育は個性を育てるのではなく,徳川時代以来,個性を殺すものだったことがこの著しい対照の基本にある.幼い頃から日本の教育に疑念を抱いて,先生達に反抗することで身を守ってきた私だが,今はそれすら不可能のように見える.この国に未来はあるのか,疑わしい.個性を育てる教育に切替える以外に未来はないだろう.ここまで考えさせられた自叙伝は稀である.なお,症候を明瞭に示すことが,同様な脳の持主に不安を与える心配はないと私は (多分著者もこれについては熟考しただろうし) 判断する. 一人の個性的な人の自叙伝として、大変興味深く面白い、惹きつけられる読み物でした。 私には流星さんの異性人的情報処理能力が羨ましいです。 普通の地球人なら当たり前にこなしてしまうであろう日常のあれ... | ||
遺書―5人の若者が残した最期の言葉 (幻冬舎文庫)verb ¥ 520 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
遺書―5人の若者が残した最... | |
| 悲しすぎる話に涙があふれ出て、ぼろぼろ流れ出て、 なかなか次のページ、次の文章に進むことが出来ませんでした。 家族もなぜ気持ちを察せなかったのか助けられなかったのか赤裸々に語っている。 また、故人のメモの中にポケベルによる番号があり、これを解読した(本文中にも説明がある)時、衝撃を受けました。。。 涙が止まらなかった...........遺書への返信、残された者の言葉。 想像もつかない悲しみがそこにあって、正直、言葉が出なかった。 ただ、流れる涙をとめられなかった。とめたくなかった、という方が正しいのかも。 第4章の遺書への返信の中にあった『もしも』の言葉を、私はに留めて生きていこうと思った。自分の先輩の遺書が載ってます。 先輩が死を決意した時、自分はまだ小学生だったのでどうして自殺したのかわかりませんでした。 これを読んで真実を知って、とても悲しくなりました。こうして遺書を本に載せて公開されることを、逝った若者達は想像していただろうか。遺族は愛する者の自死についてインタビューを受けている現在の状況をどう感じているのだろうか。悲しくていたたまれない。いろんな理由で死を選んで... | ||
生協の白石さん白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん ¥ 1,000 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
生協の白石さん | |
| 本書の中心はひとことカードに対するコメントをまとめたものですが、その交流を楽しく読むことができました。 思いやりがあり、ウィットに富んだ内容でありながら、本業とつながりのある言葉を書くことができる、白石さんのようになりたいと思いました。 生協への要望「はがねの剣 100本」 白石さんの回答「ご購入ご希望という意味で宜しいでしょうか(後略)」 これはほんの一例だが、本書で展開される、白石さんの受け答え、なかなかおもしろかった。 おかしな質問でも、白石さんのように、とりあえずさ、ちゃんと受け止めてくれ、何か答えてくれるとうれしいよね。なんだか、ちょっと前に進めるような感じがする。 でも最近は、受け止めて、答える、というこの単純なコミュニケーションすら、家庭や社会から失われているような気がする。最近いろいろと殺傷事件が起こっているが、そうしたことも一因なのかも。 「発刊に寄せて」で小林氏が書いているように、白石さんのように気の利いた回答ができなくても相手にちゃんと向き合って、相手の言葉を丁寧に受け止め、答えることは誰でもできるわけで。できるだけそんな風でありたい、と思いました。そし... | ||
ありのままの子育て―自閉症の息子と共に〈1〉 (自閉症の息子と共に (1))明石洋子 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ありのままの子育て―自閉症... | |
| お母さんの並々ならぬ辛さを乗り越えた努力に、ただただ頭が下がります。自閉症を勉強したいという人は必読です。保護者に対する見方が変わります。作られた物語やドラマよりも、感動を呼ぶことでしょう。私は終始泣きながら読みました。沢山の講演会もされ、障害のある子供達のために社会を変えようとしている明石さんですが、謙虚で素直。文体も読み手に語りかけるように優しかったです。私は2時間ほどで読み終わりました。続きも必ず買います。自分の息子と照らし合わせて泣いてしまいました・・・これからの不安が少し安らぎました。同じ母親として頑張ろう!!という気持ちになりました。「自立への子育て」もぜひ一緒に読んでください。 | ||
ずっと「普通」になりたかった。グニラガーランド ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ずっと「普通」になりたかっ... | |
| 4歳の自閉症の娘を持つ母親です。娘のことを知りたい一心で色々な本を読んでいます。この本はタイトルが胸に刺さり購入しました。そして最初の数行を読んですぐにわたしは引き込まれてしまいました。胸が苦しくなり、文字から目を離すことができなくなりました。そして彼女が自分自身をを知ろうとする姿に感動しました。わたしは自分の娘のために何がしてあげられるのか、それを知るためには娘の心の中をもっと知る必要があります。この本は、手探りの育児の中でわたしに大きなヒントを与えてくれる一冊です。 ずっと、世界が遠かった。人の中では生きにくかった。何となく違和感を感じてきた。大人になって少しはやり過ごせるようになってきたけど、まだ、色んな所で躓いてしまう。 そんなモヤモヤを抱えながら生きてきた私にとっては、まさに目から鱗の一冊でした。 幼少時から成人して自閉症の診断を受けるまでの彼女の人生を、驚くほどの鮮明な記憶と精緻な描写で、生き生きと追体験させてくれます。子供の頃の出来事や感じ方(特に独特の身体感覚)を、こうもありありと再現しうるのは、その痛みを他人と共有することも癒されることもなく、自らの内に留め続けるし... | ||
変光星―自閉の少女に見えていた世界森口奈緒美 ¥ 1,890 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
変光星―自閉の少女に見えて... | |
| 彼女の居場所となり得る概念(ADHD、広汎性発達障害、高機能自閉症、アスペルガー症候群、など)の何一つない時代に彼女は生まれ育ち、執拗なまでに否定され蹂躙され侵略され虐待されてきた。運が悪かったのか。そういう時代だったので仕方なかったのか。誰にも悪気がなかったとして、それを許さなければならないのか。 彼女の十数年後に子ども時代を過ごした私にも同種の攻撃は降り注いだ。もっとも彼女へのそれが土石流を引き起こす豪雨だとしたら私の受けたものは夏の夕立程度だったが。 今の子どもたち、これからの子どもたちのために、現場の教育者に読んで欲しい本。当事者が情報や共感を求めて読むにはかなり重く痛い。私は共感しすぎて体調を崩した。それでも耐えて読み終えたのは、彼女のまさに変光星のように不思議に輝き瞬く感性を稀有に美しいと感じたからだ。 一般的に「自閉症」を含む脳の機能障害者は、一見して障害のない人々との見分けは難しい。 著者の少女時代である20年前は、著しい知能障害が見られない限りなかなか自閉症と認知される事がなかった。そのために社会一般の「常識」「作法」「団体」といった物に捩られすり減らされていく少女... | ||
自立への子育て―自閉症の息子と共に〈2〉 (自閉症の息子と共に (2))明石洋子 ¥ 1,785 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
自立への子育て―自閉症の息... | |
| 普通の子供よりとても大変な自閉症の子供の育て方を、著者の経験談からわかりやすく教えてくれている1冊、私も大変勉強になりました。就学まで2年。まだ時間はあると思っていましたが、とんでもない。地域の学校には何も準備がされていない。ほっとくと親の意思とは違う学校に行かなければならなくなる。それなのに、動き出せなかったちょっと意思の弱いお母さんには、子供にどんな環境を与えてやるべきかなど、はっきりとさせてくれると思います。 | ||
ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録アンサリバン ¥ 1,491 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ヘレン・ケラーはどう教育さ... | |
| 『これは、ニューイングランドにある精神病院で働く、名も知れぬ、普通のお掃除のおばさんのお話です。 彼女のはたらく病院の地下室には、「緊張型精神分裂病」と診断された10歳の少女の患者がいました。 何に対しても反応を示さず、ただ暗い地下室のベッドにうずくまっているだけ。少女はもう回復の見込みはないと、考えられていました。 世界から見放され、一言も話す事なく、胎児のように丸まったまま、決して動こうとはしなかったのです。 以前は可愛らしい少女だったのですが、いまや日々、やせ衰えていくばかり。 彼女は、そんな少女の個室のまわりを、毎日掃除をしにやってきました。 そして、ドアの隙間から食事をホウキの柄で中に押し込みます。 彼女にも同じくらいの歳の娘がいたせいか、少女を不憫に想いますが、そこはただの掃除婦、もちろん何もしてあげる事はできません。 そこで彼女は、せめてそこを去る前に、うずくまる少女の肩をホウキの先でそっとつつくことにしました。 「ねぇ、あなたは一人ではないんだよ。少なくとも、ここにあなたを気にかけている人間がいるんだよ」 という思いを伝えたかったのです。。 掃除のおばさんに... | ||
こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日セカンドステージ岩本悠 ゲンキ地球NET ¥ 1,260 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
こうして僕らはアフガニスタ... | |
| アフガニスタンに学校を建設することに対して、そのプロジェクトの理念から始り、延々と熱きディスカッションをするということは、若かりし日々、そう、青春という人生で一番美しく輝いている瞬間にしか体験できないことかもしれない。 決して個人の思惑や利益で動くことのないプロジェクトであること、アナログ的に全員一致動くグルーピングであることが青春の証なのだろう。 社会人になれば、デジタル的な利益やコスト、事業採算性を踏まえ、早期に目標を達成することに主眼をおき、クイックアクションを採択することであろう。 それがアマとプロの違いであり、流れる血潮がまったく異なるものだ。 プロジェクトに参加するものすべてが共有し同意するまでディスカッションを重ね続け、一言一句を築き上げるというプロセスは、その成長過程で最も大切にしたいひと時である。 学生から社会人に巣立てば、その当時を懐かしく思うだろう。 そして、そのプロセスを踏むかどうかで、自身の基調とする生き様もずいぶんと変わってくるだろう。 表紙に惹かれアフガニスタンに関心のある人が読んだらちょっとがっかりするかもしれませんが、若者の成長の記録として読んだらお... | ||
『犠牲(サクリファイス)』への手紙 (文春文庫)柳田邦男 ¥ 530 通常3〜4日以内に発送 ★★★★★ |
『犠牲(サクリファイス)』... | |
| 対談集あり、インタビューあり、「サクリファイス」発表のその後がさまざまな観点から 語られる、内容の濃い一冊。河合隼雄の「人間一人の人生は、その長短にかかわらず 壮絶だ」という言葉は、真理に近いものを感じる。 読者からの手紙も胸を打つ。10年間息子の死を病死だと偽り続けた母、罪悪感に悩み続ける 家族たち。それは世間の自殺への偏見と無知から来ているのだろうが、あまりにもむごい。 むしろ日本は死に対してあまりにも粗雑だ。 いい本である。自死遺族やその周辺の方に読んでいただきたい。自死について実践的に考える 初端とないい本です。この著者の本はすでに何冊も読みあさり、がん体験者として、緻密な調査にも関わらず、やはり、外から見た医学、患者像に少なからず落胆をしていた。しかし、この事実には衝を受けた。こうした不幸がいつでも、誰にもある現実の厳しさに驚く。それにしても、この苦しい自らの体験を生涯最高の筆致で書いたのが、この本ではないだろうか。彼の客観性といい、文章の切れといい、これは本著者の最高傑作だと思う。 | ||
フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門箕浦康子 ¥ 2,415 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
フィールドワークの技法と実... | |
| 社会学研究法のうち、質的研究の一法に分類されるエスノグラフィーの代表的入門書のひとつ。初心者を対象に、実際のフィールドワークに入ることを前提としてかかれているので、卒論や修論などを仕上げる際に参考になるものと思われる。とくに本書は実際のフィルドワークの際に気をつけるべきこと、陥りやすい誤りについての記載が豊富なために、類書に比べて実践的であると言えるだろう。 分野としては、文化人類学をはじめ、社会学の諸分野においてフィールドワークを必要とする研究をすすめようとする方が対象になると思われる。応用範囲のひろい本だ。 文化人類学的フィールドワークは習うより慣れろというのが合い言葉であるが、そこを曲げて、なんとか道に迷う回数を減らそうとした本。もともとは東京大での講義ノートだったという。 この由来は本書を極めて良質の教科書としている。無論フィールドワークはやってみるしかないものなのだが、あらかじめフィールドワークの展開に沿って発生するさまざまな事象を類型化して解説しているため、いきなり予期せぬイベントにぶち当たって右往左往する危険性を低下させてくれるだろう。言ってみればテレビゲームの攻略本... | ||
ウィーン愛憎―ヨーロッパ精神との格闘 (中公新書)中島義道 ¥ 756 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ウィーン愛憎―ヨーロッパ精... | |
| 私がウィーンにアホダラ留学していた頃(90年代初め)に日本人留学生仲間で回し読みされ、共感を呼んでいました。日本人の教授は「ご本人にも問題があるんですけどね」とおっしゃってましたけど。個人的には、滞在中は悪口ばかり言っていたものの、今では良い思い出ばかりが残る街ですね。まぁそれはそれで記憶の編集作業かとも思いますが。 男女の体験する「西欧」は違うんだよな、と今回改めて拝読しての感想。男の方がシンドイですね。女は特に美人となるとどの国でもチヤホヤされますから、アジア人男性が体験する「西欧」とはまた違った世界観が出来ます。尤も「可愛い女の子」にも歳月は降る訳でですが…。 ウィーン滞在の日本男性たちは誰もあまりいい目に遭ってはいませんでしたが、唯一の例外は「カッコイイ日本男児」でした(爆)。武道を教えている日本男児なんかは例外なくモテてましたし、楽しそうでしたけどね。私が外国で学んだのは、外国に出て、会社や社会的地位等で守られていない場合は、個々が生物体として持っている力(容姿、体格、雰囲気等含めての総合力)が容赦なく試されるらしい、というコト。頭の中にあるモノだけでは無理ですね。人間、結... | ||
アメリカン・ロイヤーの誕生―ジョージタウン・ロー・スクール留学記 (中公新書)阿川尚之 ¥ 693 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
アメリカン・ロイヤーの誕生... | |
| 現在米国大学院に留学中ですが、出願時によくこの本を読み自分を励ましました。SONY社内で留学の必要性を説く姿、LSATで苦戦する姿、全て自分をみているようでした。また、様々な年齢、職種、人種の入り混じった大学院で切磋琢磨しながら頑張るシーンでは、筆者を自分に置き換え「俺も頑張るぞ」と気合を入れなおしました。 専攻にかかわらず、米国大学院に留学を希望される方にはとてもいい本だと思います。出願時の推薦書の重要性、学校の選択基準、自己PR技術はどの大学院出願にも適用できるはずです。 LAW schoolへの留学がまだ少なかった当時、しっかりとしたビジョンをもって米国に渡った筆者の開拓精神をみならって私も頑張ります!アメリカのロースクールへの留学がまだ珍しかった時代に、弁護士資格を取るために渡米した筆者の詳細な体験記です。留学するに至った経緯や、システムや授業風景はもちろんとても詳しく書かれています。また筆者と周りの学生との交流や、アメリカ社会について感じるところなども書かれています。黒人の立場や、ユダヤ人の特殊性に書かれた部分まであります。もう20年も前の話になりますが、描かれている学... | ||
「ひきこもり」たちの夜が明けるとき―彼らはこうして自ら歩き始めた橘由歩 ¥ 1,575¥ 1 ★★★★ |
「ひきこもり」たちの夜が明... | |
| この本では、著者がスタッフとして働いていたタメ塾で知り合った三人のヒキコモリの青年達に焦点を当て、ノンフィクションで、かれらの言動、家族関係や過去が書かれています。この本を読んで、「ひきこもり」とは特殊な人や家庭環境によってもたらされるのではなく、考え方一つで、誰にだって起り得ることだと思いました。また、ヒキコモリになる人は、何て素直で頑張り屋さんが多いんだろうと思いました。原因は様々な要因の絡み合いであるとありましたが、「原因を探し何かを責め続ける」のではなく、「自らに向き合い、現実を見つめる」作業が必要なのだな、と思いました。内容も読みやすくおもしろかったです。 | ||
開かれた小さな扉―ある自閉児をめぐる愛の記録バージニア・M.アクスライン ¥ 2,310¥ 500 |
開かれた小さな扉―ある自閉... | |
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遠い「山びこ」―無着成恭と教え子たちの四十年 (新潮文庫)佐野眞一 ¥ 700¥ 630 ★★★★★ |
遠い「山びこ」―無着成恭と... | |
| 林竹二や斎藤喜博など日本の民主教育を築いた人々はすでに 他界した。無着は昨年ラジオに登場して皆を驚かせた。 あの、懐かしい東北弁での教育相談である。やはり、この本 にあるとおり無着は教育実践一筋の人間である。すばらしい 実践の軌跡であった、感動した。昭和40年代生まれの私は「やまびこ学校」の存在を全く知らなかった。教師をしていた無着成恭もラジオで人生相談をやっていた人という記憶があるくらいで(思い違いかもしれないが)、どんな人物かは全く知らなかった。知っていた人(当事者以外の)にとっても、この作品が最初に発表された‘92年の時点では記憶の彼方に去ってしまった出来事だったに違いないのではないか。 著者がこの作品を書いたのは極めて私的なきっかけである。彼は、無着と当時の生徒43名のその後を取材することで、「やまびこ学校」がもたらしたもの、高度経済成長以降の戦後民主義教育の変遷を辿ろうとしているのだが、無着成恭と佐藤藤三郎を除いて本当に市井の一般人ばかりである。しかも、零細な兼業農家の子供だった生徒の多くは、卒業後が村を出てしまっている。取材当初は生死がわからなかった人物もいる。言葉は悪... | ||